中国現地マスコミが報じている仮設住宅についての情報です。仮設住宅について
の計画が発表されたようですが、その建設戸数の多さは中国の大きさと今回の地震
の被害の大きさを物語っていると感じました。
<CODE翻訳ボランティアさんからの情報を紹介します>
--中国建設部 3ヶ月で100万戸の仮設住宅建設計画
建設部は全国19の省・市に対し、四川地震被災地に仮設住宅を建設するよう目標
を提示した。
・各8万戸…北京市、上海市、天津市、広東省、江蘇省
・各6万戸…せっ江省、山東省、河北省、河南省、湖北省
・各4万戸…重慶市、安徽省、福建省、湖南省、江西省、山西省、遼寧省
・各1万戸…陝西省、雲南省
合計100万戸400万人の仮設住宅の問題を解決するとしている。
第1期25万戸は6月30日までに完成(アバ州2万戸、綿陽市7万戸、広元市2万戸、
徳陽市7万戸、成都市6万戸、雅安市1万戸)
第2期37万戸は7月20日までに完成
第3期38万戸は8月10日までに完成
現在北京、広東、天津など10省市の派遣チームが被災地に入り建設を開始してい
る。
現在100名の建設専門家が被災地に赴き、場所の選定作業をしている。1戸の標
準の広さは約20平方メートル。戸数に応じて次の施設を設ける。50戸にひとつの供
水場所、トイレ、ごみ収集所。1000戸にひとつの小学校、診療所、商店。2000戸
にひとつの中学校。 (22日11時27分 四川在線-華西都市報)
山西省は都江堰市、祟州市、膨州市に8月10日までに4万戸の仮設住宅を建設す
る。800の集中供水所、800の公衆トイレ、800のごみ収集所、40校の小学校、40か
所の診療所、40か所の食料品店、20校の中学校も合わせて建設する。
関係者によると、住宅は軽鋼結合方式で耐震要求に見合っており、各戸は約20平
米、照明と液化ガス等の基本設備を整える。
(22日11時28分 中国新聞網)
23日、住宅と都市農村建設部は「地震被災地仮設住宅建設技術規則(試行)」を
発布した。
そのなかで、仮設住宅は集中して建設し、規模は少なくとも50戸以上とする。4戸か
ら10戸ひとつの建物のなかに並べ、各住宅の間は4~5メートルあける(消防通道の
ため)。トイレは、住宅との間に一定の距離をあけ風下に設置する。50戸にひとつ
防火設備を備える、とした。
(23日15時27分 新華網)
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