ネパール地震救援」カテゴリーアーカイブ

【ネパール地震救援ニュース No.3】

ネパールは、北にはヒマラヤ山系を抱え、世界最高峰のチョモランマ(8848m)をはじめ、8000m級の山々が連なっています。ネパールは、国土の15% が標高4000mを超えるという山岳国です。ネパールの季節は、10月から3月までの乾季と4月から9月までの雨季に分かれています。5月から気温は上昇 していきますが、本格的に始まる雨季には、標高約1500m首都のカトマンズの高地も朝晩冷え込みます。多くの被災者は、現在、余震を恐れて外で不安な夜 を過ごしているようですが、雨季の防寒、衛生などの対策が必要となってくると思われます。


現 在、各国がネパールへの支援を開始しています。隣国インドは、いち早く救助チーム285名をネパールに派遣し、アメリカのUSAIDも100万ドル(1億 2000万円)の支援を表明し、援助チームの派遣を準備しています。また、中国も60人の緊急援助隊の派遣、韓国やイタリア、パキスタン、EUなども支援 を表明しています。日本のJDR(国際緊急援助隊)も本日、ネパールに向かいました。


CODE は、これまでにネパールの建築のNGOとインド・グジャラート地震(2001)やイラン・バム地震(2003)、パキスタン北東部地震(2005)などで 耐震住宅の普及で連携してきました。今回は、ネパールで数年間、コミュニティ防災のワークショップを行った経験を持つ元CODEスタッフを通じて現地の情 報を収集し、支援を展開していきます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。(事務局長 吉椿雅道)

ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

☆救援募金にご協力下さい 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「ネパール地震」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方はホームページ(下記)からご寄付いただけます。
http://www.code-jp.org/cooperation/index.html
*クレジットカード決済ページ備考欄に支援先(例:ネパール地震)と明記してください。

 

【ネパール地震救援ニュース】No.2

地震の被害の様子が徐々に明らかになって来ています。日本時間26日12時半の時点では、死者は1805人に増えています。ネパール内務省の発表では、死者1805人のうちカトマンズで300人以上、周辺のカトマンズ盆地で630人以上が亡くなったという事です。

今回の地震の震源地は首都カトマンズから北西に約80㎞のLamjung郡とGorkha郡の境界付近です。震源から半径約50km付近は、M6から7.8 が観測されています。その中にはネパールの中で最大の観光地でもあるPokhara(ポカラ)も含まれています。ポカラは美しいアンナプルナ山を眺めなが らのんびり過ごす避暑地で外国人旅行者に人気の場所です。現在のところ、この地震のポカラ周辺の情報はほとんど入って来ていません。また、多くの情報は首 都カトマンズ周辺で、震源周辺の小さな町や村の情報も未だ見えない状況です。

CODEに情報を提供してくれているMさん(カトマンズ在住ネパール人)も「小さな村の情報がまったく入って来ない。」と語っていました。時間の経過と共に被害の全容が明らかになってくると同時に犠牲者の数も増えてくる事が懸念されます。

ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

☆救援募金にご協力下さい 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「ネパール地震」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方はホームページ(下記)からご寄付いただけま す。
http://www.code-jp.org/cooperation/index.html
*クレジットカード決済ページ備考欄に支援先(例:ネパール地震)と明記してください。