ネパール地震救援ニュース No.52

「ネパールの大工、日本で学ぶ!」

 CODEが耐震住宅再建プロジェクトを行っているソルクンブ郡グデル村の大工、ニマ・シェルパさん(25歳)が来日して2週間。初めての海外である日本での生活にも少し慣れてきました。これまでに三木の大工さんに道具のメンテナンス技術を学んだり、寺院などの伝統建築を見学したり、チームひょうごの報告会で報告をしたり、竹中大工道具館を見学したり、と非常に熱心に日本の技術を吸収しようと学んでいます。これまでに何に興味を持ったかと訊ねると、「日本の大工の道具の種類の多さに驚いた。」、「日本の寺院の伝統木造構法の建て方に非常に興味がある。」と語っていました。彼はまだ若いですが、非常に感性豊かに物を感じ取っているようです。我を忘れて夢中に写真を撮っている姿にネパールの希望を感じます。(吉椿雅道)

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日本の木組みに感じ入るニマさん(竹中大工道具館)

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寺院の伝統木造構造に興味をもつ(神戸市兵庫区)

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チームひょうごの報告会で話すニマさん(兵庫県立大学)

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