ネパール地震救援ニュースNo.15

ネパール地震救援ニュース No.15

吉椿と上野は引き続きカトマンズ周辺の地域での調査を行っています。

現地レポート3〜カトマンズのダルバール広場
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バクタプルのダルバール広場よりも寺院などの被害が大きく、建物に近づかないようにロープが張られていました。中心部には時間制限で立ち入り禁止区域にしていて、広場の中心には入れませんでした。中国軍の衛生部隊が消毒活動の準備をしていました。

広 場近くでテント生活している被災者の方にヒアリングをしました。大きめの簡易テントには30~40人が寝泊まりをしているそうで、家族5人でテントの片隅 に身を寄せ合うようにしている人に声をかけました。
 この家族はカトマンズから2時間くらいのところから出てきて、ダルバール広場で洋服屋をしていたそ うです。でも、地震で店も、借りている家も被害を受け、行き場をなくしてここで寝泊まりしているそうです。ビスケットや麺などの食料や炊き出しは、近所の ネワール族のコミュニティ(クラブ)が支援してくれるそうですが、「政府からの支援はまったくなく、今後の再建に関する情報もない」と語っていました。こ のコミュニティは募金を集めて支援活動をしているそうです。

カトマンズ市内はたくさんの車と人が行き交い、多くの店も営業を再開し、一見 日常に戻ったように見えます。ダルバール広場の周辺のお土産やレストランなどもだいぶ営業を再開し、少しでも働こうとする人たちがいます。その一方で仕事 をしたくてもできない人たちは、次々に営業再開していく店を横目に見ながらテントで暇を持て余しています。取り残されてく人たちの精神的ストレスは計り知 れません。(吉椿雅道)

※UNOCHA(国連人道問題調整事務所)発表では、カテゴリーごとのクラスターミーティングが開催(例:シェルター・食糧・ヘルスなど)され、NGOや政府関係者が支援活動のための情報共有などを行っています。

ご支援よろしくお願いします。
☆救援募金にご協力下さい 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
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