【ネパール地震救援ニュース No.4】

27日の朝の時点でこの地震による死者は2460名、負傷者は6492名となっています。(ネパール警察発表)またヒマラヤ山系で発生した雪崩による死者も17名にのぼっています。このうち日本人男性1名も犠牲になっています。

地震による死者2460名のうち約1100名がカトマンズで犠牲になっています。この数字は、カトマンズの密集したレンガを積みあげた住宅が脆弱だった事 を表しているように思います。ネパールの多くの人は、自宅をレンガと木材を使って自分で建てるそうです。現地の習慣で子どもが一人前になると親が家を分け 与えるように、階上に増築するそうです。それによって家が継ぎはぎのようにせり出し、不安定になっていきます。ネパールの町を歩いていると「つっかえ棒」 で家を支えている風景を時折見かけるのもこのような事情が背景にあります。

ネパールでは、これまで日本を含めた多くの国際機関によっていつか来る地震のために、住宅の耐震化や防災教育が行われていました。この地震によってこれまでの取り組みがどのように活きたのか、また活きなかったのかが問われてくるでしょう。(吉椿雅道)

現地からの声
Mさん(カトマンズ在住ネパール人)
「とにかく余震が多くて不安だ。」
「救援するにも自分達の食べる食料もない」
ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

☆救援募金にご協力下さい 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「ネパール地震」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方はホームページ(下記)からご寄付いただけます。
http://www.code-jp.org/cooperation/index.html
*クレジットカード決済ページ備考欄に支援先(例:ネパール地震)と明記してください。

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