「ウクライナ 子守りボランティア」レポートNo.14

CODEはウクライナ避難民支援として子守ボランティア活動を行っています。
子守ボランティアでは学生ボランティアが子どもの面倒を見ることを通じて、子育てサポートをしています。昨年の8月頃に活動を休止していましたが、ウクライナから再度日本へと避難されるご家庭や、新たなニーズに応じて2月頃から活動を再開しています。4月は昨年8月にウクライナに戻り、今年3月に日本へと再度避難されたOlさん、新たに訪問することとなったMさんとSさん、Okさんの4家庭で子守ボランティア活動を行いました。

新たに訪問をしているMさんは、ウクライナから避難している母親と弟夫婦を神戸で受け入れられてます。昨年日本で出産された義妹のSさんがほとんど1人で子育てをしている中で体調があまり良くないため、これまで自身の2才の子ども、Sさんの生後すぐの子どもの世話をしながらの仕事が大変で、、と相談をいただき、継続的に訪問することになりました。(Sさんは現在治療のためウクライナに一度帰国されています。)
Mさんはウクライナのことについて、故郷が好きではあるが母国の徴兵制に対して感じている違和感や、これから先「自分のパスポートがなくなるかも」と不安をこぼされていました。戦争が始まり2年が経つ中、避難者間でも異なる戦争への複雑な思いと先の見えない不安が彼女達の日常にあるということ、そんな中、避難先の日本で孤立しない子育ての在り方を改めて考えながら、子守ボランティアの取り組みを行っています。
(島村)

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