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「ウクライナ 子守りボランティア」レポートNo.13

CODEはウクライナ避難民支援の一環として、子守ボランティアを行っています。
子守ボランティアはCODE未来基金の学生企画で、学生が子どもの面倒を見ることを通じて、お母さん方の子育てサポートをしています。
今回レポートを書いて下さった樋上和希さん(関西国際大学3年生)は、2才の息子と避難されたOlさんのお宅での継続的な子守ボランティアの関わりを通じ、お母さんとの信頼関係を築いています。以下より、活動の様子や樋上さんの思いをご紹介します。

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ウクライナ避難民の子守りボランティアに参加し半年が経った。参加しだした当初は、ベビーシッターとして児童様のお世話に関わることでお母様が喜んでくれ、そこで見える笑顔と感謝の気持ちが心地良かった。コロナ禍で無くなっていた人の温もりを感じとることができ充実感に満たされていた。
しかし、毎週訪問することで親子を取り巻く様々な課題を目の当たりにし自分には何ができるのだろうと自問自答する日々が最近続いてる。先日 お母様が今までに見たことの無いくらい落ち込んだ表情になっており事情を聞くとウクライナのダム破壊のニュースなどを目にし精神的に辛いと吐露していた。愛する家族の生死と隣り合わせに生きているストレスは計り知れないと感じた。
この日の最後、お母様が「ダンス行けて良かった。私にとってダンスが一番の薬」と仰ってくれ少し安心した。 自分には話を聞くことと児童様のお世話しかできないが、そうすることで保護者様に自由な時間が生まれメンタルケアに繋がっていると再認識できた。
引き続き、自分にできることは何かを問いながら子守りボランティアを続けていきたいと思う。
(樋上和希 関西国際大学人間科学部人間心理学科3年)

*CODEでは、2015年にCODE未来基金を立ち上げ、災害NGOや国際協力を志す若者を応援しています。未来を担う若者たちの活動にご支援、ご協力お願いいたします。
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