立命館宇治高校の皆さんとウクライナの方々へ食料品をお届けしました!高校生の感想①

10月29日(土)に立命館宇治高校3年生の4人とウクライナの方々へ食料品を配達しました。高校生の皆さんは、普段から学校近所のスーパーマーケットと協力し、各家庭にある余剰した食料品を集めて必要としている方々に寄贈する「フードバンク」という活動を行っておられます。今回は、それらをウクライナ避難民の方々へ直接届けたいという想いから、CODEと共に4件のお宅へ食料品をお届けすることになりました。
高校生が集めた食料品はなんとスーツケース3つ分!米などの主食から、ジュースやお菓子、缶詰、調味料まで様々なものがありました。中にはウクライナでは馴染みのない食べ物もあり、高校生自ら食料品の説明を行いました。また、ウクライナ語での自己紹介や、事前に準備していた折り紙で子どもと遊ぶという場面も見られ、お互いに笑顔あふれる時間を過ごすことができました。
今日からこの活動に参加した高校生4人の感想を、順番に紹介していきます。(植田)

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私は、日本政府のウクライナ避難民への対応は、アフガニスタンやミャンマーからの難民への待遇よりも少し良いように感じていました。そこで私は、勝手にウクライナ避難民はそこまで大きな不自由はないのだろうと考えてしまっていました。しかし、吉椿さんのお話を聞き、ウクライナ避難民の生活が100%充実しているとはいえない現状を知りました。実際に、ウクライナ避難民の方々と交流する中で、そのことを実感しました。「今生活の中で困っている事はありますか」という質問に対して「問題ない」と答えていましたが、打ち明けることができない心の悩みがあったり、日々の生活の中で苦難があったりと多くの不安要素があることが伝わってきました。だからこそ、CODEさんのように継続的に向き合い、本心を話せる繋がりを築き上げることの重要性を感じました。ただただ物資を提供することだけが、本当に価値のある支援ではないことを学ぶいい機会になりました。今後も、世界情勢から目を離さず、小さなことでも自分にできる形で支援に関わっていきたいと思っています。本当にありがとうございました。
島本紗羽(立命館宇治高校3年生)

*CODEでは、2015年にCODE未来基金を立ち上げ、災害NGOや国際協力を志す若者を応援しています。未来を担う若者たちの活動にご支援、ご協力お願いいたします。
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