月別アーカイブ: 2019年4月

CODE未来基金ニュースNo.60

「2018年度CODE未来基金報告会を開催しました」

3月30日(土)、神戸市青少年会館にて「2018年度CODE未来基金報告会」を開催しました。当日は約40名の方にご参加いただきました。
前半は活動報告として、海外フィールドワーク、インターンシップ、国内研修(国内の被災地支援)、日中NGOボランティア研修交流に参加した若者からの発表がありました。後半は参加者全員での車座トークを行いました。

前半の報告では発表者から、「『支援』というよりは、友人・遠い親戚が困っているから助けるという感覚が自分には合っている」、「被災地で無力感を感じたが、今自分なりにできることを考えて取り組んでいる」、「現地に行って感じることや初めて分かることが大きい」などの声が聞かれました。
後半の車座トークでは、現地で自分たちが感じたことをどのように伝えていくか、阪神・淡路大震災から24年が経つ中で感じる「伝えること」の難しさ、これまで海外の被災地を訪れた参加者が感じたこと、若者を海外へ送り出した大人たちの想いなどについて話し合いました。

今後もこのように、未来基金の活動に参加した若者と参加者の双方が想いを共有し合ったり、気付きやエネルギーをもらえたりするような場を作っていきたいと思います。
今後ともCODE未来基金をどうぞよろしくお願いいたします。
(立部知保里)

CODE未来基金ニュースNo.59

「CODE未来基金インターンがやってきました」

CODE未来基金ではNGOや国際協力、災害支援に携わる若者の活動をサポートしています。
2019年4月より立部知保里さんがCODE未来基金のサポートで半年間のインターンとしてCODE事務局での活動に携わります。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
以下、立部さんの自己紹介をお送りします。(上野智彦)

立部知保里です。
2019年4月より、CODEでインターンとしてお仕事をさせていただきます。
この3月までの2年間、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の修士課程で、災害時の対応や事前の備え、災害復興などについて学んできました。
4月からは、同研究科の博士課程で研究も続けます。
学部時代にフィリピン語を専攻していたこともあり、大学院ではフィリピンの台風で被災地した農村・漁村に滞在し、住民の方々に地域の暮らしや生活再建についてお話を聞いてきました。

これまでCODEの活動や勉強会などに参加する中で、被災地の方々との人と人としての向き合い方や、支援のあり方、私たちがどのような社会をつくっていけばよいのかなど、大切な学びをたくさんいただきました。
これからは自分の経験や学びを活かしながら、被災した人たちの少しでも力になれることができれば思います。
また、CODEが大切にしている理念を活動の中からさらに深く学んでいきたいと思います。

大学卒業後に企業で働いていましたが、NGOでの仕事は私にとって新しいチャレンジです。
ある意味会社員の時の気持ちも忘れず、学生/社会人、国内/海外、理論/実践など、様々な視点から考えていきたいと思います。
どこかでお会いした時には気軽にお声がけください。
また、たくさんご指導いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(立部知保里)