CODE未来基金ニュース No.7

【2016年度CODE未来基金報告会が開催されました!】

昨日26日、こうべまちづくり会館にて「2016年度CODE未来基金報告会」が開催され、27名の方にご参加いただきました。CODEがこれまで支援してきた中国・四川省(2008年四川大地震)、フィリピン(2013年台風ハイエン)、ネパール(2015年ネパール地震)の被災地を訪れた若者たち8名からの報告が行われました。
未来基金のプレ企画として行われた「日中NGOボランティア研修」に参加し、四川省の光明村の人たちに出会った3名の学生からは、「自分の目で現場を見ることの大切さを感じた」や「具体的に浮かぶ顔ができた」、「出会い・つながり」などが語られました。また、フィリピンのセブ島、バンタヤン島の漁村に滞在した3名の報告では、「人の顔が見えた」、「自分のフィルターが柔軟でありたい」、「少し傲慢だった意識が変わった」などが語られ、ネパールのグデル村の山岳民に出会った3名は、「相手の立場に寄り添うこと」、「この村の将来を本気で考えたい」、「そこにあったのは、一人ひとりの声だった」、「生活の様子を知る中で自然に人に寄り添う」などの言葉が語られました。
それぞれの被災地で若者たちがそこの人たちに寄り添おう、そこの暮らしを知ろうとする中で、若者たち自身が自分に向き合い、沢山のことに気づき、成長していっている姿が一人ひとりの言葉から伝わってきました。
その後のディスカッションやワークショップの中で、参加した高校生からは「自分の人生に価値がある生き方がしたい。海外の現場で働くことはかっこいい」という言葉が発せられ、また初めて参加した大学生からも「私も海外の現場に行きたい!」との言葉もいただきました。若者が自分たちの生の言葉で語る事で、次の世代の若者が刺激を受けている様子にこのCODE未来基金の希望や可能性を感じました。
最後は、「寄り添う、引き出す、学び合うという3つの支援が大切である。」という室崎CODE副代表理事の言葉でしめくくられました。
引き続きCODEはこの未来基金を通じて次世代のNGOを担う若者を応援していきます。ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。また、6月17日に開催される「CODEの夕べ」でこの未来基金の若者たちに再び語ってもらいます。ぜひご参加ください(CODE事務局長 吉椿雅道)

未来基金写真1 未来基金写真2 未来基金写真3

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