メキシコシティ在住のCODE海外研究員、クワゥテモックさんから新たな情報が
入りました。
26日(現地)の時点で139人が死亡、155人が行方不明となっています。また農
地への被害も非常に深刻なものとなっており、併せて15万2000ヘクタール以上も
のトマト畑とコーヒー農園、アボカド畑が失われました。またメキシコの人々の主
食となるトウモロコシの畑は最も被害を受けており、被災地の食糧状況に多大な
影響を与えています。
被災地の大部分では水が引き始めていますが、未だ浸水している部分があり、
現地の医師の話ではデング熱やA型肝炎、コレラなどが流行する危険性がある
そうです。ティストラやゲレーロという街では「疫病警告」が発表されました。また、
その他の小規模の街では、感染症の危険性を考慮して、住民が避難している地
域もあります。
ハイチでは2010年の地震後、衛生環境の悪化から被災地の避難キャンプでコ
レラが蔓延し、これまでにコレラが原因で亡くなった方は8246人にも上っていま
す。メキシコ政府には、今後の被害増加を未然に食い止めるための早急の対策
が求められています。
また、今回の被災地でもあるオアハカ州沖では新たに熱帯低気圧が発生して
おり、熱帯暴風雨やハリケーンになる恐れもあることから、未だ被害の全容が把
握されていない被災地への今後の影響が懸念されています。
☆2013・9メキシコ暴風雨救援募金にご協力下さい:
郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に「メキシコ」と明記してください。
募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきま
す。
☆連絡先:
CODE事務局:078-578-7744
担当者:上野
【2013・9メキシコ暴風雨救援ニュースNo.2】
コメントを残す