8日に発生したメキシコ沖地震の被災地では大きな余震も頻発しており、被災者は不安を抱えたまま避難生活を送っています。またオアハカ州の北部にあるベラクルス州でハリケーン「カティア」(カテゴリー3)が上陸し、被災地への影響が心配されています。これまでの被害は死者90名(オアハカ州71名、チアパス州15名、タバスコ州4名)、1万棟以上の家屋が損壊しています。
発災からすでに72時間を超えましたが、現地メディアは救助作業が難航していると伝えています。山間部では大雨や土砂崩れなどにより孤立している村もあり、また停電により被害の情報が入っていない地域があります。また、損壊家屋が集中している地域では余震によるさらなる家屋倒壊を恐れて、多くの被災者が屋外でテント生活をしています。支援物資も十分に足りていない一方で、被災地では若者や住民ボランティアが率先して救助活動を行い、飲料水や衣服の配布も手伝っている様子も報道されています。2013年にメキシコを大きなハリケーンが襲った際に地元の若者による支援チームができたように、被災住民同士の助け合いが生まれています。(上野智彦)
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