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中南米ハリケーン支援 第4報(5/19)

CODEは2005年10月初旬に中南米(メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス等)で甚大な被害を出したハリケーン・スタンの支援募金を開始したところ、約12,000円のご寄付が寄せられました。募金総額は限られていましたが、CODEの海外研究員であるメキシコ人のクワテモックさんに全額を託しました。尚、託した寄付は被災地にいる被災者の団結を呼びかけるリーフレット作成のために使われました。以下は5月12日のクワテモックさんからのメールの邦訳です。
小切手は送って下さった数日後に受け取りました。ありがとうございました。私たちはそのお金を、Chiapasにいるハリケーン・スタンの被災者との団結を呼びかけるリーフレットを作るのに使おうと考えています。
これはハリケーン・ミッチ以来、この地域で最悪の災害でした。1500人以上の人々が亡くなり、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ベリーズに何千人もの被災者を出しました。ほとんどの死者はメキシコとグアテマラの人です。メキシコではCoatan、Huixtla、Tapachula、Cacahuatanといった地方自治体が最も被害を受けました。約20万人が家を失いました。数ヶ月経っても、ほとんど何もなされていません。被災者の大半はまだキャンプや仮設住宅か、友人や親戚の家にいます。250以上の学校が壊れ、まだ再建されていません!最も重要なことは、川がまだ修理されておらず、ゆえにこの地域で雨が降り始めると、新たな洪水が発生する可能性が高いのです。
3週間前、被災者たちは政府の注意を引くため、2日間にわたりメキシコとグアテマラの国境を「封鎖」しました。彼らは新しい約束を取り付けました!それから、昨日までの10日間、注目されないことに抗議して子どもたちのグループがハンガーストライキをしていました。問題は、政府がカンクン(Cancun)地域でのハリケーン・ウィリアムによる被害を優先していることなのです。国際的に有名な重要観光地であるため、政府はほとんどの資金をそこへ使ってきたのです。私たちは、必需品、衣服、医薬品、ノート、ペン、学校の教材といったものをChiapasになんとか送ってきました。しかし、彼らはまだとても困っているのです。このようなことをお伝えすることが大変残念です。
その他の地域については、先月コロンビアのValley of Caucaの地域で大雨による地滑りが起きました。Yombo、Jamundi、Guacari、Rio Frio、Zarzal、Yotoco、Restrepoといったいくつかの地方自治体で被害が出ました。Cali-Buenaventuraという道路も数カ所被害を受けました。600世帯が家を失い、29名が亡くなりました。またお便りお待ちしています。 クワテモックより