月別アーカイブ: 2006年7月

多くの子どもたちが集まるAHKKセンター

新しい音楽の先生s.jpg現在学校が夏休みに入っているので、AHKKセンターには多くの子どもたちが参加し、サイード先生たちはとても忙しくしているそうです。
サイード先生の生徒で、見習いの音楽教師であるポールサレヒさん(Mr. Pursalehi)が、実習で週に1回音楽教室を担当しています。サイード先生はこれまで通り、子どもための音楽教室を週2回、音楽教師のための養成教室を週1回、運営しています。(上写真:ポールサレヒさんが教えている様子)
summer vacation.jpgサイード先生は多くの子どもたちが来るので、とても忙しくしていますが、毎日充実した日々を過ごしています。(下写真:中庭のあずまやの下でくつろぐ子どもたち)
これは、日本のみなさんへサイード先生からのメッセージです。
Wish to have more pleasure in supporting more people in cooperation with each other. 
(お互いに助け合いながら、より多くの人々をサポートする喜びを共有しましょう!)

女性委員会によるプログラム

女性委員会のプログラム2s.jpg運営しているAHKKセンターでは、女性委員会を中心として、裁縫・織物教室、
コンピューター教室などさまざまな教室やイベントを行っています。
女性委員会のリーダーはビーガンさん(上写真)という被災女性で、女性を対象に、刺繍の入ったタペストリーなどのクラフトや服を作っています。刺繍の一つひとつは、
手縫いで、さまざまな素材を使った色鮮やかな芸術品です。
女性委員会のプログラム3s.jpgその他にも、女性を対象にコンピューター教室も実施され、地域の女性たちが集い、おしゃべりをしながら学ぶ場所になっています。(下写真)

体育館の活用

体育館の利用:Baravatボランティアワークショップs.jpgCODEの支援で昨年建設されたAHKKセンター内の体育館が、さまざまな目的で現在活用されています。昨年の11月に、イランのザランド地震の被災地から来た女性や子どもたちとバムの人々が交流する場所にも使われましたが、現在は人形劇や他のNGOが運営するワークショップなどにも使われています。もちろん参加者はAHKKセンターに来ている人々や地域住民です。(上写真:体育館の様子)
人形劇
人形劇s.jpg昨年12月に音楽コンサートが終わってから、STLというトルコのNGOのから支援を受けて、AHKKセンターの子どもたちは人形劇に取り組みました。まず、人形作りのクラスで、人形や舞台セットを作り、4ヶ月の間、演劇の練習を積み重ねてきました。5月頃から3ヶ月の間は体育館で人形劇の公演の期間です。先日実施した人形劇は、多くの子どもたちが見に来て、とても喜んでくれました。このような子どもたちによる人形劇をこれからも継続していく予定です。
(中写真:舞台裏で人形を操る子どもたち)
体育館の利用:心理的応急処置s.jpgワークショップ
他のNGOがワークショップをする際にも、体育館は使われます。NejatというNGOが主催する災害時の精神的な処置のワークショップや、STLが開催するボランティアのためのワークショップなどにも使われています。(下写真:ワークショップの様子)