ハイチ地震レポートNo.29

レポート28号で、最新のクワテモックからの現地レポートをお伝えしました。彼が訪ねたLa Plaineという街は、Chachaさんの故郷だったのです。ハイチに入る直前に「可能なら尋ねて来て欲しい」とお願いしていたのです。ハイチに入ってから超多忙な毎日のようだが、忘れずにきちんと果たしてくれました。もちろんChachaさんにとっては、郷里に帰られご自分の目で見なければ・・・、というところでしょう。街そのものの被害は首都ポルトー・プランスやクワテモックが活動するレオガンの被害とは格差があるようですが、Chachaさんの姉と弟が亡くなっていますので、より胸中は複雑かもしれません。
お連れ合いの智子さんからお礼のメールが届きましたので、以下に紹介します。
「クワテモックさんからのメールを拝見しました。お忙しく活動中にもかかわらず、多くのラジオ局に足を運んでいただき、また夫Chachaの故郷にも訪れてくれたと聴いて、そのあふれる使命感に感動しています。Chachaの故郷は、被害がひどくないということで、比較的落ち着いているのだろうと安心しました。後は夫が現場に行って、いろんな意味での再建の可能性を探ってくると思います。
余談ですが・・・
以前、ハイチの首都で突然学校の建物が倒壊し、子供たちが亡くなったことがありました。建築現場を見ていると、この建て方で大丈夫なのかな・・・と素人の私でも感じてしまうことも多々あり、仰るように、再建するときには建築方法の確認も必要は不可欠だと思います。
以前、首都の主要通りデルマDelmaに住んでいたときに、ブロックを積み上げただけのような家々(これは庶民の家です。)を見ました。この家々の中に、みなひしめき合うように生きています。日本だからできる、日本にしかできないという視点での支援法があると思います。それは村井さんの仰るとおり「知恵」です。ハイチ人のためにその能力を生かせる真のエリート日本人たちを活用してもらいたいです。
(中略)ハイチという国を、その位置や国益だけにとらわれず、応援していただければ幸いです。」
皆さん、いましばらくハイチを見守って下さい。
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