ハイチ地震レポートNo.16

NO13で関西在住のハイチ人「ChaCha(シャシャ)」の素晴らしいメッセージをご紹介しましたが、今度はChaChaさんの奥さんである岡智子さんからもハイチ人気質のよくわかるメッセージが来ましたのでご紹介します。
ハイチや主人のことを想っていただきまして、本当にありがとうございます。現地人による支援活動の記事を拝見しました。
「これぞハイチ人。ハイチの強さを取り戻した!!」というのが私の率直な感想であります。
あくまでも私見ですが、ハイチの人は、どちらかといえば単独ではなく他の人と一緒に動くのが習慣です。
これを現地ではCombit(コンビット:協働)と言います。
そして歴史にも残るように、ハイチは黒人が独立を勝ち取った初の国家であり、彼らには金や物は何もなくても、希望がありハイチ人という誇りがあります。
心身ともに強い人たちです。(しかし、今回の地震ではかなり弱っていると思われます。)
以前から、ハイチは不安定な国でした。
国民の多くは貧しさから抜け出せず、若者たちはみなぎるエネルギーをもてあまして、人を支援するグループをよく結成して活動していました。
でもやりたいことはたくさんあるのに、いつも資金や物がないということで、活動できなかったグループが多くありました。
ハイチの人と話をしていると、
「ここはハイチ。自分たちの国だ。ハイチは自分たちで変えていかなければならない。」
と言う人がいます。
私もできるだけ地元の人たちの内に秘めたる+のエネルギーを突き動かし、彼らによる助け合いの支援ができるように、援助できればと思います。
国民のほとんどは子供・若者です。エネルギーいっぱいの国です。
                                 岡智子
*CODEの海外研究員のクワテモックさんがハイチに入りました。首都ポルトープランスの西約40kmのLEOGANE(レオガン)にいるようです。追ってレポートを紹介します。

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