甘粛省土石流災害レポート4

8月7日 夜22時頃から雨が降り始め、約12時頃に土石流が発生した。
被災者の中にはすでに就寝していた人の多かった事も被害拡大の一因でもある。舟曲県の平均降雨量が500mmと言われるが、7日夜から激しく降り続いた雨は最大約900mmの降雨量になったと言われる。やはりゲリラ的な豪雨だったのだろう。
過去にこの舟曲県は水害に襲われている。
1992年6月には豪雨によって87人が死傷、344間(344の部屋)が被害を受けた。また1989年5月には土石流が発生し、51人が負傷した。そして1961年には28人が死傷、160間の家屋被害が出ている。
今年、中国では、長江流域や吉林省などで水害が多発している。その被害は、死者1450人、行方不明669人、被災者は2億人と言われる。当然この舟曲県の土石流被害はその数に含まれていない。
中国のある地質専門家は、雨が降り出し、土石流が発生するまでの間、的確な予報がなかった事が被害を拡大させた原因の一つであると述べている。過去に被害に遭っていてもきっと注意警報や避難指示のようなシステムさえ現地にはなかったのではないかと思われる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)