チリ地震救援レポート9

引き続き、チリに入って活動をされているHuMA(災害人道医療支援会)のスタッフからの現地報告(3月12日~15日)を少し編集し、数回に分けてご紹介します。
——-
( 3月12日)
会議終了後、Teleton とよばれる組織が運営する小児のリハビリテーション病院をICAチリ、ICA日本とともに訪問しました。Teletonは日本でいう、日本財団のような財団でフジテレビの「24時間テレビ 愛は地球を救う」のチリ版を行いその番組で募った募金を基金にして運営している福祉団体です。ICAチリの活動費の一部はこのTeletonからの支援であるため、今回のチリ地震対応に対する支援を改めてお願いするために訪問しました。これは情報収集というよりも、ICAチリがICA日本・HuMAと連携をとって支援活動を展開することでICAチリの活動に対するteletonの印象を良くするものだと考えております。
その後、SEREMI (Servicio Regional Ministerio)州政府行政省のサンチャゴ州行政・保健省を訪問しました。今回の災害に対する政府の動き(組織の役割と組織間の関係)を知ることができました。被災地の健康被害に関する情報を直接持ってはおりませんが、同じ省のつながりで、コンセプシオンの担当者など数名の関係者を紹介してくれました。13日からの調査活動の中で、また紹介された方を訪問し情報収集を行います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)