『私が四川へ行く理由 vol.3』 田口春香

私の今回のテーマは、学びの観点としては、“被災地の人々が震災後どのような想いで復興に向かっていて、どのように生活しているのかを見る。” それから、短い滞在期間の中でも、少しでも現地の人々にプラスの影響を与えること、を目標にしていきたいと考えています。

学びの観点として震災のことをテーマに挙げたのは、私が今現在東北へボランティアとして定期的に行き続けていることがきっかけにあります

大学生になって神戸に来てから、阪神・淡路大震災の被害、教訓などを耳にする機会が多くなったこと、誰かのために自分に出来ることを探したいという思いから東北に行き始めました。東北では主に仮設住宅の住民さんと交流しています。

そこで、人生で初めて被災された方の話を聞いて、災害というのはいつどこで起こるか分からないものであり、かつ、当然のことではありますがたくさんの人の命が失われる恐れがあり、たくさんの人に悲しみをもたらすものだということを実感しました。

それから、被害を受けた後、人々やまちがどのように新たな生活を創り上げていくのか、そして、被害を「防災」「減災」という形でどのように減らす努力をするのか、この二つに興味を持つようになりました。

 

今回私たちが行く場所は、四川地震の被災地です。中国という、私たちとは異なる文化を持つ国で、地震という、人種など関係なく誰にでも被害が降りかかる災害が起こりました。日本ではその復興過程などは報道されないけれども、日本における災害と同じように、中国でも災害から立ち直ろうと奮闘する人々がいるはずです。

彼らが、どのように復興へと向かい、そして震災から何を学び取っているのか。

私はそれを今回の機会で知りたいと考えています。

 

また、私は、地域づくりや町おこし、村おこしにも興味があります。

その地域に住む人々が、自分の住む地域に誇りを持ち、盛り上げて、地域で協力し合って暮らすことはとても理想的だと考えています。

今回行く光明村は、住民たちは自分たちの村に愛着を持っているけれども、村に仕事はなく、出稼ぎに出ている人が多いのだと聞きました。私はよその国の、まだ知識もスキルも浅い学生だけれど、私だから、今回行く4人だからこそ気付くことが出来る村の魅力を知って彼らに伝え、もっと村を好きになってもらったり、村が活気づくきっかけになるアイデアを考えだしたりしたいです。

なかなかない機会だからこそ、短い期間で多くのことを吸収し、そして中国の人々に、日本の人々に、前向きな影響を与えられるものにしたいと考えています。


彼女たちの報告会が4月1日13時~16時@こうべまちづくり会館で開催します!

彼女たちは四川でいったい何を学んだのか?
ぜひお越しください!

▼詳細はこちらから▼
https://wp.me/p9fwWI-ad

▼申し込みはこちらから▼
https://goo.gl/forms/2P3fguHFX1sOnzhu1

▼未来基金の寄付はこちらから▼
http://code-jp.org/future-fund/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)