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【イベントレポート】月イチ★シリーズ 食と国際協力 第3回「フィリピンからのまなび~トゥロンを食べて国際 協力を考える」の様子

月イチ★シリーズ第3回「フィリピンからのまなび~トゥロンを食べて国際協力を考える」を行いました。
※これまで2回行った「れーずんの会」は、この「食と国際協力」として生まれ変わります!毎月1回、その国の食べものを自分たちで作って食べながら、それぞれの国の現状を知る機会を、みなさまと一緒にもつことができればと思っております。毎月違う国、違う食べ物を用意してCODE事務所にてお待ちしておりますので、みなさまお気軽にお越しくださいませ。

PEPUP中山さんからは、PEPUPの活動である、ドライマンゴーをフィリピンから現地NGO SPFTCを通じフェアトレードとして輸入する活動について語っていただき、また事務局長の吉椿からはCODEのフィリピンでの漁業支援プロジェクトやフィリピンのNGO活動の現状、日本人と関係の深いバナナの話をさせていただきました。参加者の感想をご紹介します。

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今回の食と国際協力(フィリピン)には、私も所属しているぺぱっぷや、私の知っているフィリピンが他の人からどのように語られるのだろう、自分の知らないフィリピンに出会いたいな、といった気持ちで参加させていただきました。

特に驚いたのは、バナナを巡るフィリピンと日本の関係です。日本でバナナといえばフィリピンですが、世界の中で見るとそうでもないという事実は予想外でした。土地や環境を巡る問題も、ぺぱっぷの一メンバーとしても気になるので、詳しく調べてみたいなと思いました。味比べで食べた完熟王(スミフル)だけでも、いろいろと興味深い話が出てきそうです。

味比べは、実はバナナが苦手なこともあり、「ちょっと甘い気がするなー」程度にしか違いが分かりませんでしたが、おいしくトゥロンをいただきました。ごちそうさまでした。参加して良かったと思います。(沖美里さん)

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先日の会のキーワードは「旅」。

どんな商品も生産過程があり、人の手に渡ったあとにも、それぞれのものがたりがあります。中山さんは、人の手に渡ったあとのものがたりが重要だと言います。

PEPUPに関わるメンバーは毎年3月にセブ島にあるSPFTCをスタディツアーとして訪れ、マンゴー農家やドライマンゴーの加工工場などを視察します。そこでは、顔見知りの農家さんやSPFTCのメンバー方に会い、フィリピンの人たちを取り巻く現状を自分たちの目で見てくるそうです。ドライマンゴーの収益は、スラムの人たちの雇用創出に使われ、その人だけではなく、その人の家族をもが自分の力で持続的に生計を立てることができます。

このような変化は短期間で得られるものではなく、長期間寄り添うことで得ることのできる成果なのです。私たちCODEのフィリピンにおける漁業支援活動のように、現地の人たちが主体となって自分たちで変化を起こすことで、生活を立て直していく、その過程で少しでも誰かの後押しができるような人に、常日頃からなりたいと感じた瞬間でした。

バナナの王様と呼ばれているある銘柄のものは、日本に輸入するためだけにミンダナオ島で作らせたという歴史があります。日本に輸入されるバナナの95%はフィリピンのミンダナオ島産のものなのです。

バナナを春巻きの皮で揚げたトゥロンや3種類のバナナを食べ比べながら、そのバナナのたどってきた旅を考え、フィリピンに想いを馳せました。今回はドライマンゴーやバナナが日本へ旅をし、それがさまざまな人へ影響を与え、その力がフィリピンへと人を呼び寄せ、人とひとがつながる「旅」を学ぶことに恵まれた時間でした。(CODE多田茉莉絵)

次回の月イチはインドネシア!