暑中お見舞い申し上げます。

昨日、インド・スリランカ出張より帰国しました。
どちらも暑い国ですが、日本のほうが暑いのには驚きです。
インドではチェンナイにおいてアジアのNGOのネットワーク会議に参加をしました。
今回の地震・津波被災国や、アフガンからの参加などがあり多くのNGOと話しをする機会を得ました。やはり普段からのネットワークの大切さを感じました。しかし、私は出発前に夏風邪をひいてしまい、そのままの状態での参加となってしまったことは残念でした。
いろいろな場で話しをさせて頂くときに、この仕事で一番必要なのはと聞かれると、「体力と笑顔です。」というのですが、それを今回改めて自分が思い知らされてしまいました。気を付けなければ・・。
チェンナイのホテルで出会った日本人の男性に話しかけられました。そこで「観光ですか?」と聞かれたので、「いえ、津波の被害に関しての会議です。」と答えると、「へぇぇ、津波??あーー、あったね。まだやってんだぁぁ」と言われました。
ニュースがなくなるとこういう感覚になるのかと、悲しい現実を見たような気になりました。また私たちの発信のなさなのかと、反省もしました。しかし、チェンナイという場所に来て、5分も走れば被災者の仮設が立ち並んでいるすぐそばのホテルで、交わされる会話ではないのではないかと感じずにはいられませんでした。
暑いですが、皆様お体にはくれぐれも大切にされ、よいお盆をお過ごしください。

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