月別アーカイブ: 2005年7月

モルディブより

現在モルディブへ防災教育のデモンストレーションのためJICA調査団の一員として派遣されている濱田より電話がありました。行く前の準備ではとても緊張をしていたように見えたのですが、電話の声は大変元気そうで、一同安心をしました。
布土小学校の先生と一緒に現地で行った防災教育は、とてもよかったようです。今後このデモンストレーションをきっかけに現地で防災教育が広がることが期待されます。
今日モルディブを発ち、スリランカへ移動し、1日滞在の後29日に日本に帰国します。
またレポートが出ると思いますので、お楽しみに。

関東にて・・その2

私は国際協力機構(JICA)が自然災害の時に相手国政府の要請により日本から派遣される医療チームの医療調整員の登録メンバーです。医療調整員とは、現地でお医者さんや看護士さんが活動される場を整えたり、現地の人々が診療に来た時に受付などを行ったりし、後方的支援を行うのが主な仕事です。NGO業界ではこういった専門家をロジスティシャンと呼びます。2年ほど前に登録するための導入研修を受けたのですが、それ以後医療チームが現場へ出るときはCODEとしても被災地に出ているので、医療調整員としては出たことがありません。
今回東京へ行った目的は、この医療チームの登録者に対して知識や腕を磨いておく機会として開催されている中級研修への参加でした。様々な医療的な講義や、災害についての講義などがあり、それを興味に応じて選択をします。
私は今回、「水と衛生:安全な水の確保」という講義と、「緊急援助と開発」についての講義を取りました。水の講義では、残留塩素を調べたり、一般細菌、大腸細菌などがいるかを調べたりしました。たくさん難しいことを聞いたのですが、一番わかったことは“煮沸消毒は大切だ”ということです。(講師の先生ごめんなさい。もっと難しいことを話されていたのに・・。)
「緊急援助と開発」の講義は私が興味のある分野だからでしょうか、大変勉強になりました。3時間半の講義は受けるほうも集中力を要しますが、講師の先生も大変だったとお察しします。
 こういった機会を通して、NGO職員としていつも勉強し続け、また他の専門家の人々とのネットワークも作っていこうとすることが必要だと感じました。

関東にて・・。

この週末、JICAで行われた緊急援助隊医療チーム中級研修という研修会に参加をしてきました。ほとんど関東へ行く機会のない私にとって東京に行くというのは、まさにお上りさん状態。
でもこの機会に普段会えない人にもたくさん会ってこようと予定を詰めていきました。そしてあの地震が・・。恵比寿の喫茶店にいたのですが、私の隣にあった柱が「ミシッ」て音なりましたよ。怖かったですね。そこから横浜の友人宅に泊めてもらうために駅に行くと、全線見合わされていました。駅で2時間ほど待つ羽目になったのですが、そこで改めて知らない土地で災害に遭う怖さを実感したような気がします。絶え間なく流れる構内放送に耳を傾けても「何線が復旧しました。何線が徐行運転です。」と言われたところでその線が一体こことどういう位置関係になっているのかもわからない私には全く役立たずであって、逐一友人にメールをし、この線が徐行って言ってるけど乗れるの?とメールをし聞いていました。もちろん放送は日本語のみであり、あの場に日本語もわからず不安になられていた外国人の方などもいらしたのではないかと考えてしまいました。そしてなんとか辿り着いた渋谷の駅構内では、人の波にのまれ歩いている方向と違った方向に自分が流される経験を初めてしました。もっと大きな地震が起こると東京では帰宅困難者が300万人に上るそうです。その怖さを少し体験しました。
長くなりましたので、JICA研修の報告はまた明日にします。

すでに真夏。

最近梅雨が明けたと思ったら一斉にセミの大合唱が始まりましたね。そして、人々は挨拶のように「暑いですね」といい出しました。しかし、まだこれから8月が始まるのに、こんな調子で当事務所スタッフは夏を乗り越えられるのだろうかと思います。よく行く近くのコンビニのおばちゃんにまで同情されてしまいました。
今日から新スタッフ濱田久紀がJICAチームの一員としてモルディブに旅立ちました。CODEがスリランカで進める防災教育の一環をモルディブでも行えるか、それを現地へ紹介することが目的です。今回は「お・は・し・も」のうたを作成された愛知県美浜町布土小学校の先生がご一緒して頂いているので、現地では実際に子どもたちと一緒に取り組まれている布土小学校の防災教育のお話や地域との関係などができるのではないかと思います。

スリランカより帰国

スリランカ訪問をしていたスタッフ飯塚が無事帰国しました。レポートはスマトラページをご覧ください。今回は理事の方とご一緒だったこともありいつもとは違った訪問でしたが、実際に建築家である野崎理事が現地の建築家と直接話せたことは大変よかったと感じています。今月のCODEレターの巻頭文は野崎理事のスリランカ報告が掲載されます。またホームページでも見られるようになりましたらお知らせします。
今日メールマガジンのDevelopment MagazineにCODEボランティア募集が掲載されました。残念ながら事務所の都合上10人程しか募集できないのですが、多くの興味ある人が来てもらえるといいなと期待しています。私は東京へ研修のため参加できないのですが。

「恋する!NPO」

という名のラジオ番組の録画があり、昨日の夕方から神戸長田区へ行って来ました。この番組はコミュニティ放送局「FMわぃわぃ」から流されています。
CODEの活動についてと、私のNGOに入ったきっかけなどの話しをしてきました。でも、ラジオって、考える時間が与えられないので困ってしまいます。無言で考えるとラジオを聴いている人には考えているってことが届かないので、ただ無言な空気だけが伝わってしまいますよね。だから、なるべく早く答えなければと思いながらも、思えば思うほど焦るということが何度かありました。でも、主に行ったばかりのイランバムのことを話しをしたので、そのときは子どもたちの「しあわせ運べるように」の交流などについてしゃべりすぎなほどしゃべってきました。楽しかったです。合間の音楽にもしあわせ運べるようにを流していただけることになりました。日本の子どもたちの歌とバムの子どもたちの歌両方が流れます。その歌と私の美声(?)がお聞きになりたい方は、インターネット放送でも聞けますので、お楽しみください。放送は7月15日(金)21:00~です。
*インターネット放送 http://www.jp.real.com/fm-yy/fm-yy.ram
(リアルプレーヤーが必要です。無償版もあります)
ダウンロード先 http://www.jp.real.com/
全く関係のない話しですが、新長田にはなぜか琉球ワールドという沖縄食堂も備えたスーパーがあります。初めていきましたが、結構な沖縄食品揃えで驚きました。しかし、なぜ長田にという疑問は残りますが。今度はソーキそばを食べに行ってみたいと思います。

7月24日 CODE ボランティアの日のお知らせ

雨がやみ、いきなり暑くなりました。
今日は月一回のCODEボランティアの日のお知らせです。
今月は7月24日(日)11:00~17:00
場所はCODE事務所です。
(行き方は「事務局へのアクセス」ページを確認ください)
内容:CODE Letterの発送作業・コンピューター入力作業・宛名書き作業、・ちらし作成作業等
申し込み:人数確認のため、参加される方は事前にメール(info@code-jp.org)か電話(078-578-7744)までご連絡ください。
* 昼食はこちらで準備致します。
* 交通費は上限2000円までお支払い致します。
* 4時間以上なら何時間でもOKです。
私は東京出張のため不在にしますが、スリランカ出張より戻った飯塚がいますので、スリランカ出張のここだけの話(?)が聞けるかもしれません。ぜひご参加ください。

国際機関訪問ツアー企画

現在CODE企画「国際機関訪問ツアー」の準備中です。今日はその打ち合わせに行ってきました。国際機関訪問ツアーというのは、国際機関ってかっこいいけど少し近寄りがたいというイメージがありませんか?国際機関ってどういうところ?結局名前は聞くけどよくしらない。何をやってるんだろう?という疑問を訪問して聞いてみようというものです。神戸にある国連や政府機関など4機関を2日間に分けて訪れる予定です。みんなで押し掛けていくので、訪問ツアーという名前を付けています。
本日はそのお願いへ国際協力機構(JICA)兵庫国際センターへ行っていきました。以前もお願いしていることもあり、快く快諾していただきました。来週あと3機関へお願いへ行き、お受けいただけるようであれば、HPでも参加者募集を発表します。以前の参加者の中には本当にこの訪問ツアーをきっかけに国連にインターンに行くようになったり、JICAのボランティアになったりという方もいらっしゃいました。もちろんCODEとしてもいろいろな興味を持っている学生さんたちや一般の方々にお会いできる機会となっています。ぜひご参加ください。

立命館大学へ。

土曜日は京都立命館大学で行われましたボランティアフェスティバルにてスマトラ沖地震津波支援に関しての講演をさせていただきました。あいにくの雨でしたが、立命館アジア太平洋大学(APU)という大分にある大学の生徒有志で作られた「愛の波(A WAVE OF LOVE)」という団体のみなさんによるインドネシアのダンスや、タイのダンス、有志で作られた歌などの発表がありました。被災国の留学生さんたちに現地の踊りを見せていただき、その土地それぞれの文化を見させていただきました。また一緒の大学に通う日本人の学生たちも一緒になって何ができるかを考え、いろいろな活動をされておられました。私の講演会は「被災地は今、学生にできること」というテーマを頂いていたのですが、その学生さんたちの取り組みをみて、十分素晴らしい取り組みが身近にあり、私が今更話すことはあるのだろうかと感じてしまったほどでした。素敵でした。
スリランカへ訪問されていた野崎理事が土曜日に無事帰国されました。
近々報告をさせていただきます。
引き続き、スタッフの飯塚は現地に残りコロンボにてYMCAとの会議や幼稚園建設についての会議などを行います。

講師報告

昨日の龍谷大講師のご報告です。
一昨日、中学校に講師として行ってきたため、かなり大学生の正反対の冷静な反応にややびっくり。中学校なら「こんにちは。」っていうと、大きな声で「こんにちはーー」って返してくれるのに、大学生になると小さな声で数人がぼそぼそと返してくれるのみ。なんでなんでしょうね。思わずNHK教育テレビの歌のお姉さんのように「声が小さいぞ!はい、もう一回こんにちはー!」と言ってみたくなりました。でもひかれるが怖いのでやめておきました。
生徒は全員で40人弱ぐらいでした。CODEの説明やこれまでの海外の災害救援のことを最初に説明した後、ワークショップ「なりきり災害救援-バム編-」へ。これは単純に災害救援を1グループ(4人~6人)で行うとしてあなたは何をしますか?と想像力で彼らの行動を考えて行くものです。多くは物資援助、医療援助など緊急性の高いものを選びますが、中には情報発信を専門とするものやモスクを建て直すという団体がつくられました。最初は戸惑いを見せていた学生たちも徐々に、「まずは調査団を出して情報を集めないといけないのではないか」や、「医者を集めなければならない」など真剣に話し合うように。今回は私が地震直後に行ったバムの例を挙げて、彼らの作った援助計画を見ていきます。例えば医療援助の団体には、「医療チームの男女の比率は?」と聞くと、「医者が男10人、看護士女20人」と出てきました。彼らには医者は男性であり、看護士は女性というステレオタイプがあることに気づきます。なぜ医者に女性を入れないのか。バムのようにイスラム教では女性患者には女性の医者がいないと援助にならない、などということを指摘していきます。
提出されたレポートを読んでいて、多くの生徒が「緊急援助の複雑さを知った。ただ物を送ればそれでいいと思っていたが、現地の状況にあった、彼ら自信が中心となる復興支援をしていかなければならないことに気づいた。」という感想を書いていました。
これまで新聞で読んでいただけの災害関連のニュースが少し違う視点で見られるようになってくれたら、幸いです。

スタッフの動き-その2-

シンガポールの飯塚からメールがあり、野崎理事と共にこれからコロンボへ向けて旅立つということでした。シンガポールの空港はお店もたくさんあり、プールや無料映画館などもあり、かなり充実した乗り換え待ち時間が過ごせるので私個人的にはとても好きです。
日本は雨のお陰で少し涼しくなりましたが、スリランカは夏真っ盛りでしょう。第1報を楽しみに待ちたいと思います。
私は本日午後より龍谷大学へゲスト講師へ。
去年も呼んで頂き、今年で2年目となります。テーマは「緊急救援」というかなり専門的なお話になります。しかし、私は自分の話をひたすら話しつづけるのが苦手です。というより、そんなに人の集中力というのは持続するものでもないので、私の話は適度にして、自分たちで考え、実感するのが一番だと思っています。今日も災害救援に関してのワークショップを学生たちと行う予定です。私が考えたものなので、どういう結果になるかはわかりませんが、題して「なりきり災害救援、あなたならどうする?」という感じでしょうか。今日の報告はまた明日このページにて。乞うご期待!

スタッフの動き

本日よりCODEの野崎隆一理事と事務局スタッフ飯塚がスリランカへ向けて旅立ちました。(詳細な日程はスマトラ沖地震・津波ページをご覧ください。)野崎理事は建築家であり、阪神・淡路大震災後のまちづくりなどを中心に活躍されてきた方です。そのため現地では幼稚園建設に関して専門家同士の打ち合わせができるのではと期待をしています。
飯塚は1日にJICA調査団のメンバーとしてスリランカ視察を終えたばかりなのですが、まさにトンボ返り。土曜日に少し会いましたが、体調は良さそうなので一安心をしました。やはり、このような世界で働くには体力が一番と痛感します。(事務局が休ませれば済む話しでは・・?という声が聞こえてきそうですが。)
私は月曜日に朝来市立生野中学校へ講演へ行ってきました。テーマは「国際協力って何?私たちにできること」1年生から3年生の中学生を相手にワークショップなどを入れながら、アフガニスタンやスリランカの子どもたちの様子を紹介しました。この機会を通して、子どもたちが少し世界のことに目を向けてくれる、少しだけ自分の生活スタイルを変えてみる、そんなきっかけになればと思います。

「ぶどうプロジェクト」のひろがり。

今日、日本家庭教育学会よりだされている「家庭フォーラム」の冊子が届きました。この学会誌に私が以前アフガニスタンぶどうプロジェクトについての原稿を書かせて頂いたからです。家庭教育について、様々な話題が書かれているのですが、その中に国際協力の現場からというコーナーがあり、その部分に掲載されました。
また東京にある(特活)ユーラシアンクラブの機関誌「ユーラシアンホットライン」にぶどうの取り組みが紹介されました。
また少し前には、ある方から「ぶどう新聞が届きました。私は体が不自由で、外に出ることは滅多にありません。でもぶどう新聞を読んでいて、そこの空気を感じられたような気がしました。ありがとう。」という涙がでるほどうれしいお電話を頂いたことがあります。もちろん、まだまだ事務局の努力不足のため、満足頂いていない方もいらっしゃるかもしれません。でも、いろいろな方、一人ひとりがぶどうプロジェクトに賛同をしていただき心からアフガンに思いを馳せ、そしてまた自分にもできることを、と行動していただいき徐々にぶどうプロジェクトが広がっている気がしています。私たちの手を離れ、みんなでぶどう狩りに行くまで後少し、皆様のお力をお貸しください。