11.15バングラデシュ・サイクロン支援ニュース No.3

大型サイクロン発生から12日目を数え、日に日に被害実態が深刻になってきています(11/22の政府発表によると、死者3447人、被災者約550万人)。赤十字国際ニュースによると、現地の防災ボランティアはサイクロン上陸3日前から警報を発していたのだが、過去に経験のない地域をおそったことも被害を大きくした要因の一つと報じています。
この記事を見て、10個の台風が日本列島に上陸し、200人以上の死者を出した2004年を思い出さざるを得ません。日本では各地で、この苦い経験をふまえ「避難準備情報」を発信し、より早期の避難を呼びかけており、それにともなって住民が自主避難できる力を養う取り組みをしています。しかし、それでも再び災害が襲ってくれば大丈夫だろうか?という不安は消えず、被害が最小限に止まることを願うばかりです。
バングラデシュにおいても、これまで以上に「減災」に取り組まれることを願います。きっと日本との経験交流が将来に活きて来ると確信し、CODEが何らかの役割を果たすだろうと考えています。
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