今日本では、丹波、広島の豪雨土砂災害、世界では米・イラン・南米・中国の地震が発生しております。亡くなられた方々にご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。
中でも広島の地滑りでは、アフガニスタンで3ヶ月前に起こった地滑りと重なり、引き続きCODEは身を引き締めて支援を行う次第です。
2014年5月2日アフガニスタン北東部バダフシャン(Badakhshan)にて大規模な地滑りが発生しました。CODEのカウンターパートであるラフマンさんから、アフガニスタンの地滑りに関しメッセージが届いております
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「被災したバダフシャン地域のアフガニスタン人を代表して、CODEと日本の皆さまに感謝の気持ちを表します。」
CODEはみなさまから賜りました寄付金 計172387円を、現地のカウンターパートであるNGO SADOのラフマンさんにお送りしました。ラフマンさんを通じ、今後バダフシャンの避難キャンプへキッチングッズが届けられます。ラフマンさんからの情報によると、バダフシャンではキッチングッズが手に入りにくいこと、また値段が他の地域に比べて高いことから、カブール(Kabul)もしくはミザール(Mazar、アフガニスタン北部)でキッチングッズを購入し、それらが届けられます。
送り届ける際は、被災地域を管轄している政府機関、アフガニスタン国家災害管理局(ANDMA) を通じ、一人ひとりに物資が行き渡るよう、指紋とサインをもって配布を行います。
現在、約300にのぼる被災家族がまだもとの家に戻ることができず、政府の設置したキャンプにて避難生活をしています。キャンプでは今後の災害のために、身の安全を最低限確保するシェルターで生活をしているようですが、未だ支援が行き届いていないことが見受けられます。ラフマンさんは引き続き、キッチングッズの数や配布キャンプについて現地のNGOネットワークを通じ、情報を集めています。(多田茉莉絵)