アフガニスタン、ラフマンさんご逝去第4報

CODE海外災害市民センターです。先日亡くなられたラフマンさんは、2007年から3年間行ったJICA草の根技術協力事業で来日されています。その時に通訳として同行していただいた澤桃子さん(CODEボランティアスタッフ)からのメッセージをご紹介いたします。ラフマンさんの人柄の伝わってくるメッセージです。(吉椿雅道)

ODEのWEBボランティアの澤と申します。ラフマンさんのご逝去に心からお悔やみを申しげます。私がラフマンさんとお会いした中で、最も印象に残ったエピソードを下記にてご紹介し、追悼のメールとさせて頂きたいと思います。

私は、大学4回程のとき、ぶどうプロジェクトの、2007年からの3年間の1年目の兵庫県佐用町でのJICA農業研修で、通訳として約1週間ラフマンさんと、ご一緒にいらっしゃった現地のぶどう農家の方々と研修を受けました。

農家の方々は非常に熱心で、その熱意を率いて、ぶどう栽培の技術向上のための意見交換の熱いやり取りを形作ってくださっているのはラフマンさんでした。

カウンターパートとしてのラフマンさんの情熱が、ここまでのぶどうプロジェクトの素晴らしい進展を形作ってくださっていたと思います。

私の中で、でも、最も印象に残ったのは、その翌々年に、ぶどう研修の最終日に、また佐用町に見学にお邪魔してお会いした時の、ご挨拶をしたときのお話でした。その間、私は卒業して東京で働いた会社で鬱病になって休職して帰ってきていました。

ラフマンさんは、「Momoko、鬱なのだったらアフガニスタンに来たら、治るよ。アフガンは美しい国だから。」と仰ったのが印象的でした。そして、アフガニスタンが人の様子や自然などが美しいと語ってれました。紛争や国際情勢に巻き込まれたこと、干魃を経ても尚です。

先輩方のお悔やみのご配信を拝読しましたように、ラフマンさんは、日本の皆がアフガニスタンの治安の状態を知らないことや、紛争のイメージばかりが語られることを悲しんでおられたそうです。しかしながら、私にかけてくださった言葉の奥には、故郷への誇りと、日本人が現代の多忙さの中で忘れがちな人の温もりがアフガンにあること、そして、その美しさを取り戻すために専心する強さが感じられました。

心よりのご冥福をお祈りします。それと共に、そんな、「元気になりなさいよ」と勇気付けてくれたラフマンさんのお気持ちに沿うこと、またラフマンさんの生き方にinspireされて、私も元気に自分自身のミッションの遂行に励んだり、継続した社会貢献を心がけて生きていきたいと思います。(澤桃子)

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