「れーずんのおはなし1ー新企画」れーずん事業活動レポートNO1

少し前から、無添加 れーずん 「アフガニスタンからの贈り物」の輸入販売をはじめ、入荷に遅れをとりながら、少しずつですがみなさまの元へお届けができております。
今まだ、れーずんが届くのをお待ちのみなさま、ご迷惑をおかけしておりますが今しばらくお待ちくださいませ!

これからアフガニスタンのぶどうを中心に、それを取り巻くぶどう栽培の様子や人々の様子をお伝えしたいと思っております。これまでは「アフガニスタンぶどう畑再生支援プロジェクト」というCODEの救援プロジェクトというフレームから、現地の人々の様子をお届けして参りましたが、ぶどうのおはなしをもみなさまにお届けしたいと考えています!というのは、この輸入販売をはじめ、多くの方がぶどうそのものにたいへん興味をもってくださっていることがお電話やメールでお見受けできたからです。

れーずんのおはなし1として今回は、ラフマンさんとのやり取りの中で、詳しいぶどうのはなしが出たので、一部をご紹介したいと思います。

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アフガニスタンには、ぶどうの木はたったの100万本しかありません。ショモリ平原のような場所で、ぶどうで有名ですが、Peer Nakhshir(Peir Nakhshirとも書く)やHerat(ヘラート)はぶどうの種類は72にも及び、Kandahar(カンダハル)、Saripul(サリプール)、Faryab(ファリャブ)、Chaab(チャーブ)には天水栽培のぶどうがあります。それらのぶどうは山の頂上にあり、誰もそれらのぶどうの世話をすることができないので、人々は1年に一度ぶどうを収穫し、市場で売っています。

パキスタンへは(今はパキスタンへの輸出はできないので、これは輸出ができていた時期という意味)生のぶどうを輸出しており、それらをレーズンにする時期はもっと後です。市場の空いていないときは、余ったレーズンは太陽の下で干したり、室内で乾燥させたりし、冷蔵庫などのないアフガニスタンで日持ちのするよう工夫をしています。ロシアに輸出されているレーズンもあり、それらはワインなどのお酒を作るためですが、量は決して多いわけではありません。保存方法が悪かったり、売る場所がなかったりという理由から劣化したぶどうを見かけることも多々あります。インドに輸出されるぶどうもありますが、パキスタンがアフガニスタンからぶどうをインドへ空輸で送ることを禁止しているため、陸路で輸送をしなければならないのです。 アフガニスタンの人々はレーズンをご飯と混ぜて作る、パラウという料理をよく食べます。ぶどうの収穫時期は、朝食にぶどうをパンと一緒に食べますが、これは砂糖を買う代わりに甘いぶどうでまかなっているのです。朝、昼、晩と三食ぶどうを食べる人もいます。しかし、これは収穫時期のみのことで、余った分は乾燥させ売ったり、ご飯として食べたりします。収穫後の2ヶ月はぶどうを生で食べることが多いですが、残りの10ヶ月は乾燥させ、食べています。

ぶどうを育てている人たちの少数は、牛や羊、やぎなどを育てるといったほかの仕事で忙しくしています。これらの人々の1%が学校の先生をしていたり、兵隊などとして政府に仕えたりしています。

日本を訪れた後(JICAの草の根技術協力事業のこと)、ぶどう農家たちはぶどう栽培の方法を変えました。以前まではぶどうの苗を地に這わす形で栽培を行っていたのに対し、研修後は支柱を作りそれらにぶどうを巻き付ける形で栽培を行っています。これをすることにより、収穫量がぶどうの木1本毎で3倍に増えたそうです。

さらに、ぶどうの収穫量が増えた理由は、長い間栽培することが可能になったことです。紛争の最中、2003、2004年頃にタリバンにぶどうの木を焼かれてしまったため、復興はぶどうの木を植え直すところから始まりました。植え直したぶどうの木が育つのには長い時間が必要で、今やっとぶどうの木が、十分に大きくなり、継続的に実をつける段階まできました。

ぶどう農家たちは有機栽培の研究に非常に熱心で、日々オーガニック栽培の手法を改良しながら栽培を行っているところです。
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みなさまれーずんのおはなし第1回目はいかがでしたでしょうか?
みなさまからのご意見・ご感想をお待ちしておりますので、ぜひ私たちにお聞かせくださいませ。

多田茉莉絵

「れーずんのおはなし1ー新企画」れーずん事業活動レポートNO1」への1件のフィードバック

  1. 後藤堅吾

    干しブドウ注文させていただきました。ずーーと前アフガンの干しブドウをcodeで分けていただきました。今回はどんなだか楽しみです。  前にお尋ねした事が有ります。「干しブドウの種は取ってから干すのか、干してから取るのか?」と。それを考えると夜も眠れなく・・・古い漫才です。
     私は農家(イチゴ・モモ・ブルーベリー)ですのでラフマンさんのお話しがなんとなく分かります。また、アフガニスタン人通訳者の方にダリ語を教えて頂いた時、ブドウ畑についていろいろ伺ったりもしました。・・ソ連侵攻前の良き時代の話ではありますが。 では、ブドウ楽しみにしています。

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