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「2013年4月 ミールバチャコットからのレポート」ぶどう畑再生プロジェクト 活動レポートNO36

CODEがぶどう畑の再生を支援しているアフガニスタンから、カウンターパートのNGO「SADO」のラフマンさんのレポートが届きました。春を迎え、本格的に畑の世話が始まっています。
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アフガニスタン・ミールバチャコットのぶどう畑から
2013年4月レポート
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◆ぶどう協同組合の現在の活動
ミールバチャコット県のぶどう協同組合は、2003年から約10年にわたって活動しています。栽培の専門知識を向上させ、ぶどうの生産量を増加させることにおいて、近隣の村々と比較しても大きな成果を出してきました。
最近、協同組合のメンバーたちは、光の当たる量を調整するために木の枝を剪定したり、幹の周りを耕して土を柔らかくしたりしています。肥料も与えていますが、ほとんどの農家は化学肥料でなく有機肥料だけを使い始めています。
農家たちは、日本での研修(2007~2009年のJICA草の根技術協力事業)で学んだ技術がとても有用であると考えています。特に、支柱を立てる技術が地域に広まり、収量増加につながっています。それまでは地面に這
わせていたのですが、この技術によって収量が格段に増えました。
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◆マーケットの状況
ミールバチャコットのぶどう農家たちは、生のぶどう、そしてレーズンを売る市場について、たいへんな困難を抱えています。唯一の市場はパキスタンでしたが、国どうしの関係によって輸出が止められたことにより、パキスタンとの国境でぶどうが行き場をなくしています。他の国でもまだ市場を見つけることができていません。ただ、もしパキスタンで売ることができたとしてもとても低い値段のため、その年の経費をまかなうことができません。
そこで、農家は日本やアラブ諸国、インドなどの市場を求めています。ぶどうはワイン製造の原料になるため、以前はロシアがアフガン産レーズンの主要な輸入国でした。しかし、アフガニスタン戦争の後、ロシアは中央アジアの国々との関係を強めたことから、現在はアフガン産ぶどうへの需要は多くありません。
◆有機農業
農家たちは、上述のような支柱を立てる技術などに関する知識も増やし、有機農業の利点についても理解してきました。今年は日本のフェアトレード団体を通じた販路開拓を目指し、より良い品質のものをつくるため、
有機栽培のものをしっかり区別して生産するつもりです。
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◆ぶどう協同組合メンバーの数:
2013年4月までにシューラは昨年の貸付金を回収し、待機リストに載っていた家族から新たに12世帯を支援し、これまでの利用者は延べ531世帯となりました。昨年お金を借りた人たちの中にはまだレーズンを売っておらず、市場価格が良くなるのを待っている人たちがいますが、そのような農家がレーズンを売ったお金で返済すれば、2013年中に融資の対象がもう少し増える見込みです。
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このようなアフガニスタンの農家を引き続き支えるため、CODEは「ぶどう
オーナー」(アフガニスタン支援者)を年間1口3000円から募集していま
す。ぜひご協力よろしくお願い致します。
☆Give One オンライン寄付サイト
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